AndroidタブレットでPDFに手書きで書き込むには、すべてのページをスタイラスで書ける紙として扱うアプリでPDFを開き、印刷した紙と同じようにハイライトし、下線を引き、余白に書き込みます。Tavora NotesではPDFをノートに取り込み、書き込みは無料です。
このガイドでは、PDFの取り込み方、上手な書き込み方、長い考えを書くためのスペースの作り方、紙の書類のスキャン、そして研究論文にも契約書にも使える見直しの手順を紹介します。
PDFをノートに取り込む
書き込みは、別のPDFビューアではなく、ノートアプリの中で行うと便利です。書き込みが同じ講座やプロジェクトのノートの隣に置かれ、ほかのものと同じ方法で探せるからです。
Tavoraでは、PDFをノートに取り込むと、すべてのページが書き込める紙になります。PDFはノートの一部で、あとで探し直す必要のある別のファイルではありません。うまく使うための習慣をいくつか紹介します。
- 論文なら著者と発行年、契約書なら当事者と日付など、ノートにわかりやすい名前を付ける。
- そのノートが属する講座やプロジェクトのフォルダに入れる。
- 1つのノートには1つの文書だけにして、別々のファイルへの書き込みが混ざらないようにする。
書き込む
ハイライトは思っているより控えめに
ハイライトすると作業がはかどっている気がしますが、半分が黄色のページは、1か月後にはほとんど何も教えてくれません。役立つハイライトにするための2つの習慣です。
- まず段落や節を読んでから戻り、その要となる1文だけをハイライトする。
- 色ごとに意味をひとつ決めて守る。たとえば、重要な主張には1色、疑わしい点や確認が必要な点には別の1色。
Tavoraの蛍光ペンは、印刷された文字を覆わずに下になじむので、マークした部分も読みやすいままです。
余白に書く
書き込みの価値が最も発揮されるのは、余白のメモです。次のような用途に使いましょう。
- 疑問点。あとで見つけられるように、疑問符を付けておく。
- 各節の終わりに、自分の言葉で書く1行の要約。
- ほかのアイデアとのつながり。たとえば「第3週と比較」や「第7条と矛盾」など。
- 論文や教科書が省略しているステップの計算。
図を丸で囲み、行に下線を引き、その横で問題を解きましょう。余白が狭いときは、ピンチで拡大して小さく書き、また縮小します。自分の考えは別の色のインクで書くと、著者の文章へのマークと区別できます。
余白が足りなくなったらページを追加
余白には長すぎる考えもあり、無理に詰め込むと、メモもページも読みにくくなります。Tavoraでは、PDFのページの間に白紙のページを追加して、長い解答、スケッチ、計算に使えます。内容の詰まった節の直後に1ページ追加し、上部に問いを書いて、その下に答えを書きましょう。
同じ方法は文書の最後にも使えます。まだ解決していないことをすべてまとめる白紙を、1ページ用意しておきましょう。
紙をスキャンしてPDFにする
配布資料、印刷した読み物、署名済みの手紙は、ほかのノートと一緒に置いておくほうが管理しやすくなります。きれいにスキャンするには、紙と色の違う面に平らに置き、強い影のない均一な光の下で、タブレットを紙と平行に構えましょう。
Tavoraはタブレットのカメラで紙をスキャンでき、日常的なPDFツールは端末上で動作し、オフラインでも使え、ファイルをアップロードすることはありません。すべて無料です。
- カメラで紙をスキャン、または画像をPDFに変換。
- ファイルの結合と分割。
- ページの整理と回転。
- パスワードでファイルを保護、またはロックを解除。
- 透かしとページ番号の追加。
スキャンがPDFになったら、ノートに取り込んで、ほかのPDFと同じように書き込めます。
無料のツールと有料プランのツール
ここまで紹介したものは、すべて無料です。有料プランでは、より重い作業のためのツールが、2つのグループに分かれて加わります。
タブレット上では、ファイルを端末から出さずに、次の作業ができます。
- PDFのテキストや画像の編集、ページの一部の白塗り。
- ペンで署名し、次回のために署名を保存。
- 写真やスキャンしたページからテキストをコピー。
オンラインでは、アップロードしたファイルと結果は1日以内に削除されます。PDFの圧縮と修復、OCRによるスキャンの検索可能化、PDFからWord、OfficeファイルからPDFへの変換、レイアウトを保ったままの文書の翻訳ができます。処理は1回ごとにカウントされ、Proは毎月50回、Premiumは200回、一部の国で提供しているPlusは50回まで使えます。これらのオンラインツールはAndroidアプリとWebアプリから使え、7日間の無料トライアルにも含まれます。Webアプリでは、ノートのPDFをページも手書きもそのまま開けます。プランの比較は料金ページをご覧ください。
論文と契約書の見直し手順
研究論文でも契約書でも、一度にすべてを理解してマークしようとするより、何回かに分けて読むほうがうまくいきます。次の手順は、どちらにも使えます。
- まずはペンを持たずにざっと読む。論文なら要旨、見出し、図、結論を読む。契約書なら当事者、日付、金額、契約の終わらせ方を確認する。
- しっかり読み、重要な主張や義務だけを1色でハイライトする。
- わからない点が出てきたら、その場で余白に疑問符と質問を書き、読み進める。
- 各節の終わりに、余白か追加した白紙のページに1行の要約を書く。
- 最後に、未解決の質問をすべて末尾の白紙のページに集める。調べたり、指導教員に聞いたり、相手方に送ったりできるように。
- それから行動に移る。メモをまとめる、あるいは納得できた契約書なら署名する。
ペンで書いた署名が認められるかどうかは、文書や署名を求める相手によって異なるので、頼る前に確認しましょう。
読む作業にAIを活用する方法全般については、AIと手書きノートで勉強する方法をご覧ください。
はじめよう
PDFへの書き込みと端末上のPDFツールは、先行アクセス中のTavora Notes Androidアプリで無料で使えます。ダウンロードページからリクエストできます。すべてのツールはPDF機能のページで紹介しています。タブレットで書くのが初めてなら、Androidタブレットで手書きノートをとる方法から始めましょう。