AIを使うのは、最初の考える段階を自分でやり終えてからにしましょう。理解した内容の確認、つまずいた点の解説、解き方の例、そして問題の出題に使います。ノートの狭い範囲を指定し、AIの答えを確認し、個人的な情報は質問に含めないようにしましょう。
このガイドでは、何を頼むか、ノートをどこまで共有するか、そして学びを自分のものにしておく方法を紹介します。Tavora AIについて説明している部分は、すべての有料プランに含まれる機能で、頼んだときだけ動作します。
まず自分で考える
勉強で大切なのは、努力そのものです。アイデアを思い出し、問題を解き、講義を自分の言葉で言い直す。それが理解を築くステップであり、AIが喜んで代わりにやってくれるステップでもあります。任せてしまうと、きれいなページはできあがっても、頭にはほとんど何も残りません。
だから、ルールをひとつ決めましょう。まず自分でやってみて、それから聞く。解き方の例を頼む前に、問題に取り組む。要約を頼む前に、自分で要約を書く。行き詰まったときは、答え全体ではなく、ヒントや次の一歩を聞きましょう。
何を頼むか
要約は、自分のものと比べるために
まず自分でノートの要約を書き、それからAIに要約を頼んで比べましょう。どちらの要約よりも、その違いのほうに価値があります。自分が見落としていてAIが含めたもの、あるいは自分が強調したのにAIが省いたものです。
解説は、いろいろな角度から
「何か」だけでなく「なぜか」を聞きましょう。もっと簡単な説明、たとえ話、具体例を頼み、最初の答えでしっくりこなければ、もう一度聞きます。Tavora AIでは追加の質問でも文脈が引き継がれるので、わからない部分に少しずつ絞り込んでいけます。
宿題ではなく、解き方の例を
つまずいている問題に似た問題を、ステップごとに解いてもらい、各ステップは読む前に隠しておきましょう。そして自分の問題に戻り、自分で解きます。Tavoraでは、数式は記号の羅列ではなく、組版された数式で返ってきます。
問題は、自分をテストするために
1ページ分の内容から、答えなしで問題を5つ出してもらいましょう。手書きで答えてから、AIに答え合わせを頼みます。こうして使えば、AIは答えを出す機械ではなく出題者になり、試験前には、もうひとつ要約を読むより役に立ちます。
AIに読ませる範囲を選ぶ
どのツールを使うにしても、質問する前に、ノートをどこまで見せるかを決めましょう。少なすぎるとAIは推測に頼り、多すぎると答えが実際の講座の内容からずれていきます。
Tavora AIでは、どの質問も範囲を選ぶところから始まり、AIが見るのはノートのその部分だけです。
- このページ:目の前のページを、手書きも含めて。
- 前後のページ:このページとその前後のページ。複数ページにわたるテーマに。
- この章:ノートの一区切り。復習や要約に。
- ノート全体:ノートのすべてのページ。答えがどこにあるかわからないときに。
質問に答えられる範囲のうち、いちばん狭いものを選びましょう。範囲が狭ければ、答えは実際に書いた内容に沿ったものになり、ノートのほかの部分がリクエストに含まれることもありません。リクエストには範囲内のページが含まれるので、範囲が広いほどリクエストも長くなり、長いリクエストほど利用枠を多く使います。
質問に写真、PDF、ボイスメモを添付したり、画面の一部を丸で囲んで、その部分だけについて質問したりもできます。PDFで勉強するなら、先に手書きで書き込んでおけば、自分の疑問が本文のすぐ横に残ります。
ステップごとの勉強の進め方
AIに作業を丸投げせずに活用する、勉強の進め方を紹介します。
- ノートを閉じて、そのテーマについて覚えていることを、すべて白紙のページに書き出す。
- ノートを開いて、そのページを別の色で添削する。直した部分が、取り組むべきところを教えてくれる。
- 範囲を「このページ」にして、いちばん間違えていた点の解説をTavora AIに頼む。
- 手順のあるものは解き方の例を頼み、各ステップを読む前に隠しておく。
- 前後のページから答えなしで問題を5つ出してもらい、手書きで答える。
- 答え合わせを頼み、その答え合わせ自体も、ノートや教科書と照らし合わせて確認する。
- 残す価値のあるものだけを残す。Tavoraではワンタップで答えをノートに挿入でき、ページのほかの部分と同じように編集できるので、削って自分の言葉で書き直す。
貼り付けた答えばかりのノートは、復習に使いにくいものです。自分の解答、自分の直し、そしてひとつの明快な解説があるノートなら、そうはなりません。
AIの答えを確認する
AIの答えは、間違っていたり、不完全だったり、古かったりすることがあり、正しくないときでも自信ありげに聞こえることがあります。特に事実、数値、引用では注意が必要です。安全に使うための習慣を紹介します。
- 事実は、講義ノート、教科書、先生に確認する。
- 数学では各ステップを確認し、結果に数値を代入して成り立つか確かめる。
- AIの答えを出典として引用しない。本来の出典を探す。
- 健康、法律、お金に関することは、答えを出発点として扱い、助言とは考えない。
間違いを見つけること自体にも意味があります。間違ったステップに気づくには、正しいステップを理解している必要があるからです。
個人的な情報は含めない
Tavora AIは頼んだときだけ動き、リクエストには質問、選んだ範囲、添付したものが含まれます。利用しているAIプロバイダーの1社が、一部のリクエストをモデルの改善に使用する場合があります。送信したものはすべて、そのように使われる可能性があると考えてください。
そのため、パスワード、身元に関する情報、銀行口座やカードの番号、健康に関する情報、他人に関する機密情報は、AIへのリクエストに含めないでください。質問だけでなく、範囲にも注意しましょう。化学のノートについて「ノート全体」で質問しても問題はありませんが、個人的な日記のページも入ったノートで同じ質問をするなら、話は別です。
Tavora AIに送らないノートが、AIプロバイダーと共有されることはありません。無料プランでは、何も送信されません。会話は、削除するまでアカウントに保存されます。どの事業者が何を処理するかは、AIとデータの取り扱いに記載しています。
AI利用枠と始め方
プランには毎月のAI利用枠が含まれ、Tavoraでは残りがパーセントで表示されます。短い質問ではごくわずかしか使わず、長い文書や深く考える回答では、より多く使います。PremiumにはProの2.5倍の利用枠と、毎月最大200枚の画像生成が含まれます。Androidアプリの7日間の無料トライアルでは、AIが制限されるか、含まれない場合があります。Tavora AIはAndroidアプリでもWebアプリでも、同じ利用枠で使えます。
使っている様子はTavora AIのページで、プランの比較は料金ページで紹介しています。自分をテストすることを軸にしたノート術を探しているなら、タブレットで実践するコーネル式ノート術から始めましょう。